eスポーツで有利な屈折異常を考える その1
人間の眼の状態を大きく分けると、
正視
近視
遠視
乱視
の4種類か、正視、近視、遠視に乱視が一緒になっているパターンになります。
eスポーツの選手はまだ年齢が若い方が多いですから、老視は無いように思えます。
まず正視ですが、正しい眼の状態です。
イメージを書いてみました。
無限遠方から光が網膜に結像している図になります。
近視も遠視も乱視も何もありません。基本的にとてもよく見えます。
eスポーツの選手は眼鏡をされている方が少ない様に思えます。なぜでしょうか。
以下の理由が考えられます。
■正視の方
■コンタクトレンズ使用している
■自分の目の状態に気が付いていない
■眼鏡、コンタクトの使用がわずらわしい
と言う理由が出てくると思います。他にも有るかも知れません。
近視ですが、これは近年の日本人では多い印象です。
無限遠方から来た光が、網膜の手前で像を結んでいる為、遠くがボヤけて見えます。ですが近くを見るのが得意です。強度の近視ですと、眼の前に物を持っていかないと見えない状態になります。
遠視ではこのようなイメージになります。
光が網膜の奥で像を結んでいます。本来この状態ではボヤけて見えますが、人間は映像を手前に持ってこさせる『調節力』という力があります。眼の筋肉を使って、水晶体を使い
正視の様な状態を作り出します。
自分は目が良いと思っていても、この遠視が隠れていると、眼をずっと酷使するので、とても眼が疲れます。
歳を取ると、調節力が無くなってくるため、遠くも近くも見えなくなります。
乱視はこのようになります。分かりにくい図になってしまいましたが焦点が2つ存在します。こちらも日本人には多くみられます。
この乱視、度数の量に寄りますが、遠くも近くも見えにくいです。
本来はちゃんとした測定方法がありますが、簡易的ではありますが乱視の有無を見ることもできます。
片目ずつで、この図を離して見てください。眼鏡をされている方は外してみてください。
ボヤけるまでこの図を離すと、どうですか?
線の濃さはどこか濃く見えますか?
濃く見えた方は乱視の可能性有です。
濃く見えている方向がボヤケテ繋がって見えています。
さて、ざっくり目の状態を説明しました。
どの屈折状態が有利なのかは次回、その説明も書いて投稿させて頂きます。
ありがとうございました。