eスポーツで有利な屈折異常を考える。2

前回の続きですが、どの眼の状態がeスポーツで有利かと言う話ですが、これは間違いなく『近視』の眼が有利と言えるでしょう。

 

近視>正視>遠視>乱視

 

という感じではないでしょうか。

 

ゲームの大会ではモニターまでは何cm程離れているのでしょう。

大会にもよると思いますので、きっと距離も違うかも知れません。一人一台モニターが用意されている場合もあれば、隣り合っての対戦で、一台のモニターで対戦することもあるはずです。

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参考の写真ですが、これは1ⅿ以上離れているようにも見えます。

 

仮に1ⅿの距離で対戦した時にどうなるのかを考えてみます。

 

まず正視の方が1ⅿ先のモニターを見るには、眼の筋肉を使って『調節』を行います。

無限遠方が見えている人が1ⅿの距離を見るには、『1D』という力が必要になります。

常に眼の力1D使いながら対戦をしなくてはなりません。

 

 

近視の方は、度数に寄りますが例えば1Dの近視を持っている方が、モニターを見た時はピントが1ⅿ先に合っているので調節が要りませんので、疲れることが少ないです。丁度良い位の近視を持っていれば、疲れにくくプレイ出来るかと思います。ただ、両眼とも全く同じ近視の量とは限りませんので、やはり眼鏡に頼るべきでしょう。

 

 

遠視の方はその逆で、1Dの遠視が有る場合は、調節力が2D必要になり疲れやすいです。遠視の方は常に力を使うので、イライラしていたり、集中力が少ない等、不利に働くことでしょう。海外の調査で、犯罪者の眼の状態を調べたところ遠視の割合が多かったと有りますし、眼からくるストレスは大きいでしょう。

 

長期戦になればなるほど、遠視は不利、近視は有利になるのではないでしょうか。

 

 

乱視は度数の量によってピントが合わず、目がピントを合わそうと動いたりするラグも発生することも考えられますので、わずらわしいはずです。

 

 

さて、眼鏡の度数ですが、眼鏡業界にはリラックスレンズという物があります。

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メガネだと思ってください。

 

下側がやや緩い、リラックスして手元の作業が出来るレンズですが、このやや緩い位の度数を全体に入れる様にすれば楽にゲームが出来るはずです。こういった少し緩い度数を使えば、使わないプレイヤーよりも疲れにくくゲームに専念できるのではないでしょうか。

 

 

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当協会ではこちらのフルリラックスレンズを推奨致します。

 

 

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